ヘルマン・ワイル「空間・時間・物質」

空間・時間・物質〈上〉 (ちくま学芸文庫)

空間・時間・物質 下

西武池袋線、池袋駅構内の明和書店で購入
近年、ちくま学芸文庫からディラックの「一般相対性理論」やランダウの「力学・場の理論」といった、トチ狂ったラインナップが出版されているが、その中でも極めつけの２冊。これが文庫本であるというだけの理由で、駅構内の書店にてフランス書院の官能小説などと並べて売られているのがまずシュール。いや、これに比べればケインズの「雇用・利子および貨幣の一般理論」（岩波文庫）の方が遥かに売れると思うのだが・・・。とりあえずテンソル解析のところまで読んだ。

雇用、利子および貨幣の一般理論〈上〉 (岩波文庫)