映画

そら飛ぶ庭 関連のまとめ

読者を音楽愛好家に限定しない、「そら飛ぶ庭」というサイトにほぼ月1で寄稿してから25回。今回、最近の原稿に手を入れたので、まとめて紹介してみることに。何気に、自分が書く原稿でいちばん苦労しているもののうちの一つだと思う。シュトックハウゼンに…

刃傷紙風船という洒落は・・・(以下略)

『Always 三丁目の夕日』は『雨月物語』をやっていたんだと突然気がつきました。 こんなふやけたことを、こともあろうに溝口シンポジウムのパネラーとして発言していた山崎貴氏に腹を立てていたのは確かなわけだし、荒船山で滑落死した臼井儀人氏を悼む気持…

そら飛ぶ庭関連 戸下神楽 ナンカロウ 雪村いづみ

2年ほど前から「そら飛ぶ庭」という情報サイトに寄稿を続けていて、現在までで21本ほどの原稿を寄稿したことになる。かつては、「嵐山光三郎団長ひきいる人生黄金期の情報サイト」という惹句がトップページに踊っていたため、内容の選択が過度にマニアック…

そら飛ぶ庭 関連

情報サイト「そら飛ぶ庭」の原稿を幾つか更新・改訂しています。第12回 松平頼則を聴いてみませんか7月16日の拙企画・制作の演奏会「101年目からの松平頼則」は成功裏に終了いたしました(現在発売中の「音楽現代」誌9月号151ページに、作曲家の横島浩さんに…

お蔵出し2

「そら飛ぶ庭」という情報サイトがあり、そこに1年ほど前から月1で文章を書かせて頂いている。最初は、旅と音楽を関連付けた軽いエッセイのようなもの、という注文だったのだが、編集長よりテーマは自由に選んで良いよと言われたのを皮切りに、時にかなりコ…

お蔵出し

不特定多数を対象に某SNSに書いていたものの中から、まあ、公開する意味が無いでも無いかな、と思ったものを、ここで公開することに致しました。特に、批評というものが存在しないも同然の吹奏楽のコンサートについては、こうした記録であっても貴重なものと…

爆音映画祭

吉祥寺バウスシアターの音楽用音響システムをフルに使い、限界まで音量を上げて映画を観る試み:「爆音映画祭」が、5月16日から24日まで開催されるそうです。爆音と言いつつも、過去の上映を幾つか経験した限りでは、細部が聴き取れないようなレベルまで音量…

「イチかバチか」(川島雄三'63)

注意)「イチかバチか」「昨日と明日の間」2作品の結末に触れています。 ***** フィルム・センターでの川島雄三特集が終わった。最終日である22日には、遺作である「イチかバチか」を鑑賞、これで今回の特集で上映された39本のうち38本を観たことにな…

自主映画に出演してみた

友人が音楽を担当する自主映画に出演することになり、生まれて初めてカメラの前で演技なるものをしてきました。我ながらキャラクターにないことをやっていると思いますが、映画制作の現場というものに一度は参加してみたいという好奇心が、出演に対する不安…

松本俊夫「映像の変革」@川崎市民ミュージアム

「銀輪」(1956)でのデビューから50年という節目を迎えた松本俊夫の創作を俯瞰する特集が、川崎市市民ミュージアムにて継続中である。松本の作品を、記録映画・実験映画・長編劇映画の3つにカテゴライズし、その大部分を上映して行くという意欲的企画。見…

シュトックハウゼンの「モメンテ(瞬間)」

3月27日 Uplink X 21:30 リュック・フェラーリが撮った一連のドキュメンタリーシリーズのうち、既に3本を観ることが出来ましたが、その中でもダントツの逸品がこれ。「映像のモンダージュという点で一番成功した」がゆえに、フェラーリ自身が一番気に入って…